2014年 03月 21日
『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』感想
T・ジョイ京都にあった等身大パネルと雪歩、やよい、亜美真美の中の人のサイン入りポスター。ご覧の通り薄暗い照明の中+スマホじゃ写りがよくなかったのでデジカメ撮影に切り替えようとしたら人が増えてきたので断念。この衣装好き!
と、いうわけで私は2回観てきたよ。
そんなつもりはなかったのに眠り姫設定資料集というドンピシャな特典にまんまとつられたんだよ…1回目は一度は欲しかったフィルムコマ特典のときで何より本編観たかったから合点がいくんだよ別に眠り姫もっぺんスクリーンで観たかったからいいけどさ…
で、ついったに自分的要点だけを集約した感想をつぶやいたんだけど全っ然語り足りないからここで言うことにしたわ! ネタバレ注意!
小鳥さんBLもいけるんかい。
これが最も衝撃を受けたことなので先にツッコませていただきました。
貴重な同性の百合妄想仲間だと信じてたのに…あのBL妄想シーンおもしろかったけど。
さあて、本番いくよ!
なんといっても最初の眠り姫予告編!!!
あれは「よっしゃBD買おう」と即決したほど素晴らしくて中でもあずちはシーンがたまらんかった!!! いや~私は兼ねてからあずささんは総攻めで千早は総受けだなあと考えていたんですよ~それがまさか公式であのような完璧に近い形でお目にかかれようとはほんの数秒にも関わらず強烈に心をわしづかみにされたわ!!! 2人だけの秘密な空間を醸し出してるのが最高!!! もちろん他にもゆきまことか「みんな消えちゃえばいいって思うなっ!!」とかやよいVS伊織とか女子学生の日常に生死を賭けたバトルとか魅力的要素がてんこ盛りだったよね!!! まあおしゃぶり亜美真美とティーチャー律子には2回ともブハッてなったけど色々と妄想のしがいがあってワクワクするよね!!! そもそも“思春期の少女たちが織りなす痛々しくも繊細な人間模様”ってとこから大好物なんだよね!!!!! アニマスでも予告編の力の入れようはすごかったけど眠り姫のクオリティは桁外れだよね!!! 本名が役名って…なんて細かいことはどうでもよくなるよね!!! もう本編観たくて観たくて辛抱たまらない!!!!! 100人中100人のアイマスファンがそう望むんじゃないだろか!!?
と、まあ上記の通り眠り姫のときはテンションMAXだったんだけどその後はみるみる下降していき最終的には「眠り姫部分だけBD欲しい」になってしまった。
そう、劇場版には惜しい部分が多々あったのだ…劇場版と宣言しときながらただのTVアニメ版の総集編という詐欺まがいやせせこましい分割商法がはびこる世の中で新作オリジナルストーリーを制作していただいた、それだけで充分だと受け入れなければならないのでしょうがそれでも言わずにはいられないので大きくひっかかった点のみをあげていきます。
劇場版アイマスの納得いかない点その1→キャラが多過ぎる
これは公開前から不安&不満だった。何故ならただでさえ765プロだけで12人(律子はPとして見てる)も居るってーのに新キャラ7人も追加されるだなんて人を持て余しそうだしそうなると12人の存在は自然と霞む可能性まであるからだ。しかもミリマスとかいう誰一人知らんせいで愛着持ちにくい上にどうしても漂う広告臭…そして、いざふたを開けてみたら案の定「そんなけ人居てそこで誰も発言せんのかい」みたいなコミュニケーション不足を何度も感じる場面があったしこちとら、変態大変態、雪歩は黙ってて!、貧乳、こける、方向音痴などといったアニマスで充分堪能した定番ネタ以上の12人の活躍に期待してるのにそれは新キャラによってかき消され活躍するキャラは偏りが生じ結果描写不足を引き起こすことに…
劇場版アイマスの納得いかない点その2→問題が軽過ぎる
まず、Pの留学問題。アリーナに向けてレッスン中の皆の陰でPも律子も善澤も高木社長までもが意味深にしてるからてっきり765プロ解散とか重大な出来事が待ち構えているのかとハラハラしてたらPが期間限定のハリウッド留学って…もうズコーッ!ですわ。ズコーッ! これが一生ハリウッドなら納得したけどその内帰ってくるやん! また会えるやん! それなら話にねじ込む必要性無いやん! なのに意味深に隠した挙げ句満を持しての大発表ってお前…!! 自惚れるのも大概にせえよお前…!! しかも皆に、小鳥さんにまでもさみしがられてモテ過ぎて腹立つ!! だからその内帰ってくるじゃない!? 何故あんなにモテモテ?! うらやましい!! この大人げない嫉妬の炎は歯ぎしりギリリどころじゃない!! う”ぐぐぎぎぎぎぃがっぐぅう”う”う”う”うががぎぎ…!!って感じよ!!
話がそれました。
次に、可奈ちゃんアイドルやめる問題。これも意味深に電話やメールを無視したり自宅にひきこもったり憧れの春香に書いてもらったサインまで突き放したりしてるからてっきり夢と現実の相違に絶望してどん底まで落ちたのかとハラハラしてたらオチが太ったから無理って見た目のパンチは効いてるけど悩みとしてのパンチは薄いよぉっ!!! そんなもんぽっちゃり系アイドルで売り出せば解決する話やがな!! でも良かったね丸く収まって!! 部屋で春香が電話してるとき窓ガラスに流れる雨がまるで春香が涙をこぼしたように重ねられた演出が好きです!!!
話がそれますね。
劇場版アイマスの納得いかない点その3→泣き過ぎる
笑顔だらけの平和な彼女たちが見せる涙といえば盛り上がる見せ場の一つだろう、しかし今作はPの留学に可奈ちゃんアイドルやめる問題にアリーナで春香が心情をぶつけた後にと泣き場所があり過ぎる。これじゃあせっかくの感動が薄味になってしまうからなんとか1つに絞って欲しかった。
劇場版アイマスの納得いかない点その4→集大成であるライブシーンが残念過ぎる
眠り姫で力尽きたんかな…と思ったぐらい物足りなかった。やっぱり3DCGは違和感ある。例え引きにしか使用していなくてもアニマスではそれに頼らず頑張っていらっしゃったから余計に悪目立ちしている。しかもあんなけ周りを騒がしたバックダンサーの振付がそんなに難しく見えなかったっていう…1曲だけだからしょうがないけど。ただM@STERPIECEは素直に涙腺がゆるんだ。
以上4点が大きくひっかかった点となり、どれもがメインエピソードだから私の中では眠り姫がクライマックスなんだけど、じゃあ一体12人の何を楽しめばいいのかといえばそれは、
成長した姿。
冒頭から皆それぞれのお仕事が順調の嵐になっていて実はこの時点で完結してるんだよね。これがいつもの765プロの皆で次のステージであるアリーナを目指すなら序章にしかすぎないんだけど、皆先輩の立場になってしまったから…
雪歩なんかは過去の自分の経験を交えて後輩たちに説いていて成長に感動せずにはいられないし、伊織ちゃんは影の主役がごとくビシッと発言していて何人分もの役割をはたしていたし、ライブに母親を招待することにした千早には様々な試練を乗り越えた背景が窺えてウルッとくるし、春香はさすがのザ・メインヒロインでこれほど主役に適したキャラはそうそう居ないし。
だから、伊織ちゃんと春香の部分がもっと皆に分散してたら何回でも観たくなるような作品になったのではないかと惜しい気持ちでいっぱいになる。つまり、この劇場版は第二作目だったら何も問題は無く大人しく受け入れられたと思う。
ところがここまで言っといて2回目は泣いてしまったんだよな春香がアリーナで心情を吐露するシーンで。
なんで泣いたのかわからない。自分でも不思議。皆良いコだからかなあ…確かに終わりよければ全てよしなところはあるし皆輝いてたしなあ…それに千早Pとしては母親招待の部分だけで満足…そして百合的には気が付けばいつも隣に居るはるちはで満足…あの2人ライブシーンで堂々と恋人繋ぎしてたんだけどそれはライブの演出上なのかそれとも…相変わらずコロコロ変わる私服も見応えあったなあ…『ラムネ色 青春』マジ名曲なんでシングル販売してください…!!!
と、複雑な心境が絡みあう中なんだかんだでBD買うことにしたもんだからほんとに不思議。アイマス七不思議のひとつだなあ…
by cyawasawa
| 2014-03-21 01:43
| アイマス(6)