沼地。

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『オクターブ』1&2巻 秋山はる

冬に購入したもの個別ver.1

※本編の内容的に下ネタ用語満載の感想になりますので苦手な方はお避け下さい※








◆1巻感想◆
1話目から主人公であろう女子が大胆にもひとりエッチをしていたのでどうしようかと思いました。でも読んでいる内に彼女の内面が伝わってきて最終的に辿り着いた答えが「ああ、処女であることがコンプレックスなんだな」

18歳なら気にする必要ねーだろ、っていうか早い遅いの問題じゃねーだろってカンジなんだけど雪乃の場合はそうもいかんのよね。何故なら元アイドルだから。地元では散々性関係のことをいびられたけど実はまだ処女です! 世間では一歩上だとみられている業界人になれたのに実はまだ処女です! そして現在、私はこんなにも可愛いのにまだまだ処女です! 

大体雪乃は自分のことが好き過ぎる。
足を出す服をよく着ていることからもそれなりに自信とプライドがあるってことが伺える。だからこそ男を知らないのに悪い生き物だと決めつけてしまうささやかな反抗心…まあ地元であんな目にあえばそうなるのも無理はないんだけど、自慰行為を止められない性欲からも分かるように反抗の中には焦りと“彼氏が出来たら私の生活晴れやかに変わるかも♪”っていう期待がどうしても見え隠れしちゃってるのがなんとも痛々しくて生々しい。
しかもやりたいことがあるからじゃなくて逃げるがごとく上京したせいか全然イキイキしてないし、その結果が「東京はーーー埋没できていいです」だよ。早く誰か救ってあげて!! この若さでこの絶望感はダメ!!

そこで現れたのが4つ年上の節子さん。
いやー雪乃ちゃん恥ずかちいでちゅねー。かまかけで処女だとバレた上に自分大好きなことやセックス願望まで全て見破られちゃってね! いやー…こいつぁ恥ずかしいわ……
でもね、節子って雪乃にとって申し分ない相手だよ。だってギリギリラインを超えたアウトなとこまで自分を曝け出されたってことはその分ちゃんと理解されてるってことだし、初めての恋が同性って時点で不安はいっぱいの中、相手は男女の酸いも甘いも経験済みの大人でしまいにゃ「男とセックスしてきていいよ?」ですぜ! 雪乃はショック受けてたけど完全に雪乃のことを好きだからこその優しさじゃないの。節子かって内心嫌な気持ちが全くないわけじゃないだろうに。要するに心まで傾かなきゃ良いって考えだよな。む、むちゃくちゃ申し分ない…!
ただこの辺は同性愛の難しいとこなんだろうなあ。節子からしたら処女ってだけで責任感じるというかなんとかしてあげたいだろうし、雪乃からしたらせっかく両想いになれたのに突き放されたと感じるだろうし。それでも雪乃ちゃんは処女コンプレックスで、ち○こには興味津々なんだけどね☆ ち○こといえば節子のち○こに関する発言は名言だよね☆ エロいエロくないかは置いといて。

このように現実感出まくりなので2人の行く末はまあハッピーエンドが思い浮かばんわ!
2人とも大都会でこじんまりした部屋に住んでいる、雪乃に至っては銭湯通いで勝負下着買うのもスーパーの安もん、おまけに剃毛シーンまであるっていう生活感バリバリなのも希望的観測をかき消してる。節子の曲で雪乃再デビューでブレイクなんてもってのほか、夢のまた夢どころか幻だわ。何より恋を知って仕事をハリきる、嫉妬する、行為を思い出してまたまた自慰行為をしちゃう雪乃ちゃんはもうふたりで居ることに夢中だよ!
可愛いヤツだよな〜「うわっ やらしいなぁ」とか「嫌いにならないで」とかさ。すぐ泣くし。存分に応援したい。

これから安易に予想出来る展開は、

・雪乃が男とヤる→節子と顔がそっくりの双子の弟なんて準備満タンです
・雪乃から節子を攻める→当然の道理です
・節子が感情的になる→今んとこ理想の年上像ですからね

以上3点が濃厚。
しかしほんとこの漫画は「女って性欲あんの?」って疑問をもつ殿方にはもってこいだよな。

さて!
上手くまとまったところで締めにどうしてもツッコまずにはいられない人物についてピックアップ致しましょう! その名は奈緒! 元She'sNでAVデビューしてしまった奈緒ちゃんです!

コイツは村越なんて目じゃないうっとうしさ。
「自己表現の手段としてさ AVってのも全然ありだなーって私の中で」
ここまでは良い、ただこの後がな…

「だって100%以上の私を見せちゃうんだよ? これってすごくない?」

プチ整形しといて何ほざいてんだか。100%素の自分で勝負してから言え。お前はゼロからのスタート地点にもたっちゃいねぇよ!
他にもツッコミどころはあるけど後に雪乃が「ーーー奈緒ちゃんかわいそう 心がカッサカサ」と思っていたのでよしとする。よく表してくれた雪乃! ここの雪乃が節子の髪に顔をうずめる一コマが無性に好き!!


〜そして2巻の感想へ〜


◆2巻感想◆
うわーーーてっきり真利とヤるもんかとある意味期待していたのによりにもよって脇役っぽい新キャラと?! まさか最後までいかんとは思うけど、それよりも編集者ということでスクープネタ狙いじゃないだろうな…

雪乃のことだから男とヤッて快感だったら「嗚呼ついに一般女子としての幸せを手に入れたわ!」って経験した自分が誇らしくなってのめり込んでいきそう。そうなったら節子も節子との関係も嫌悪感でいっぱいになって拒絶し始めて節子を避けそう。一方では「節子さんもあんなカンジで男にヤられたことがあるんだ…!」ってハァハァして妄想自慰行為に励むんだろな。その前にヤッてる最中に節子のことを思い出して中断するか。
ひっかかるのが鴨ちゃんという第三者の存在がきっかけで「いろいろーーー見くびり過ぎていた?」って気付いてしまったこと。やっぱ勢いでヤッちゃうか?! ヤッちゃって節子に「ち○こ大したことありませんでした☆」って爽快に言っちゃうか?!
真利とは3人で居ることの居心地のよさを実感していたから雪乃からいくことはないはず!

次巻ではどうなるんだろうなー今度は節子がヤキモキするか、それとも節子の昔の異性女性関係が出てきて雪乃に再び試練が訪れるか。一旦距離を置いてみたり? 昔の女性がさらに大人で子供扱いされる節子とか見てみたい。

一応予想通り雪乃から節子を攻めて節子が感情的になったシーンがあったわけだけど、個人的に節子には常に飄々としといて欲しかったので泣きながら「私ーーーその気持ちが すごくうれしい」って言ったのには複雑だった。けど、それほど愛し合ってるってことだよな。でもコレ増々2人の世界にハマッていってるから実はマズいんじゃないか…
相変わらずハッピーエンドは思い浮かばないし。笑ってる扉絵もひとつもないし。唯一明るめなのが1巻の第3話の。元々作者さんは表情ない方がお好きなだけかもしれんけど。

良い具合に泥沼になってきたので今後も存分に応援したいです。
そーいや2巻はペーパーついてた。わーい♪

さて!
上手くまとまったところで締めにどうしてもフォローせずにはいられない人物についてピックアップ致しましょう! その名は和哉! 雪乃の弟です!

この少年は村越なんて相手にもならないカッコ良さ。
まだ中学生だというのに「姉ちゃんのごどでとやかく言ってぐるヤツなんてロクなのでねえがら 人間を振り分けでぎでいいべ」という臨機応変っぷり。
それなのに節子のことをチラチラ見られていつもの男批判を開始する雪乃姉ちゃん。
いーじゃん! 思春期なんだからチラチラ見まくるぐらいいーじゃん! 自分だって節子を自慢したい見せびらかしたい優越感は抱いてるくせにー!


〜そして3巻の感想へ〜
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by cyawasawa | 2009-06-15 22:31 | 百合語り(48)

百合と舞-HiMEとけいおん!!とアイマスと艦これと制服女子高生と一緒に歩んで生きたいブログ。コス写専用アカ→@cyawa_cossya


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