沼地。

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『最後の制服 3』袴田めら

最終巻なのでカップリングごとの感想でいきまっせ!








『藍ちゃんとふーちゃん』
失恋したら髪を短く切る心理って何? 私には理解しづらい。
“ふーちゃん(好きなヒト)を忘れる”ためは前提にあって“ふーちゃん(好きなヒト)に夢中で女全開だった過去の自分を断ち切る”ため? そして、この場合、好きなヒトは遠くに転校して会う機会がなくなるので“ヤケ”もあるかもしれない。
実際藍ちゃんは、自分の恋愛とふーちゃんの肉親への愛情を一緒くたに考えてる時点で相当ヤケだ。そこは比べるとこじゃないだろ!
“私と別れるのを悲しがって泣いてくれたらよかったのに”を見たときにやっと、不安でいっぱいだったんだな、と思えたけど全体的にみてて痛々しかった。“手紙にはいつも強がり・心のうわずみばかりを並べて 平静を装っていたけど”とか想いの差がモロに出てるし…
まあこれから時間をかけて良い親友になっていきそうなので、同じ大学に通う気満々とは何て酷なことをするのよ、ふーちゃん! なんてツッコまずに2人の行く末は安心することにしよう。しかし「もーなんで短いんだよぉ」は可愛かった!


『紅子と紡』
“あたしに神様はいなくても、紡がいるからね。”
この帯にあった文を見れば、2人は両想いになった&紅子に生死に関わる何かがあったと予想出来るので結構なネタバレじゃないか?!、とガッカリ。
さらにガッカリしたのは神様を例に使った文だということ。ヒトとヒトとの関わりに居るか分からない存在を出す表現は昔から苦手もあってしっくりこなかった。
だから、本編読んだときも紅子が紡に惚れてもらおうと企んでた割に、いざとなったら突き放すなんて「お前どっちやねん」とモヤモヤしたけど“いつのまにか 追いこすくらい大好きになっちゃったね”と、いう紅子の本音を知ったときにやっと納得出来た。この2人は出会った瞬間から両想いみたいなもんだったんだな。


『杏と紡』
最初から望みもない上に勝ち目もない恋愛はツライね。早く良い思い出になりますように…ところで紡は紅子より杏に関わってる態度のほうが好きだわ。いかにも後輩・先輩の関係でサッパリしてて。加えて、こんなにも態度が違うもんかとあからさまでおもしろい。


『如月先輩と紅子』
何も求めずに愛し続けることを誓うとは悟りの境地に達したな…


『タマと如月先輩』
あくまで新しい眼鏡に気付いてほしかったところが「ああもう恋愛してるなコイツー!」ってカンジでリアルだった。実は眼鏡も想いも気付かれているんじゃ?


結局ひっついたのは紅子と紡のみか…
そういえば藍ちゃんと杏が念願の恋バナをしてたのが微笑ましかった。

大部分が予想通りだったので、ビックリしたことといえば失恋で髪を切ったりフォークダンスでトキめいたりあやまって押し倒す形になったり答辞で告白したり転校で引き裂かれたりと、ベッタベタな展開がこれでもかとあったこと。
こういうお約束って男女の恋愛で使用されることが通常なので、つまり最後の制服は少女漫画だったんだ!、と最終巻で気付いた。
さすがに『りぼん』や『なかよし』で掲載するのはまだまだ無理があるだろうけれど、今の百合ブームと今の子供たちのおマセっぷりに期待したら別に載ってても違和感ない気がする。かといって近い内に実現したら、それはそれで複雑な気持ちになるけどさ…


ともかく、袴田先生の描かれるメンズは演出上といえどキモチワルイのばっかだったので、これからもおなご達を描きまくっていただきたいなぁと望みます。



因みに1巻の感想はコチラ。
因みに2巻の感想はコチラ。
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by cyawasawa | 2007-02-24 23:59 | 百合語り(47)

百合と舞-HiMEとけいおん!!とアイマスと艦これと制服女子高生と一緒に歩んで生きたいブログ。コス写専用アカ→@cyawa_cossya


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