沼地。

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少女革命ウテナ展~輪るピングドラムと幾原邦彦の世界~Final

阪神梅田本店8階催場にて8月21日(水)~26日(月)午前10時~20時(最終日は18時)まで開催された大阪のウテナ展。なんと24日にはサイン会、25日にはトークショーが行われ、どちらも当日9時半整理券配布の限定100名ということでサイン会の激熱過ぎるメンツに本気を出すしかないと燃えたぎった結果、始発で行ってきたよ。

会場に辿り着くまでの前置きが予想以上に長くなってしまったので前後編にします。
展示内容のみ知りたい方は後編から見てね!





まずは『少女革命ウテナ』というアニメが私にとってどれだけ大きな存在か少し語っておこうーーー。

私の中学時代といえばエヴァオタまっさかりだったのだけど、エヴァ以外にも多感なる思春期に多大なる影響を受けたアニメが他に二つあって一つはserial experiments lain、そしてもう一つがそう、ウテナさ!

lainはリアルタイムで眠気と闘いながら毎週録画も兼ねて観ていたもののウテナは途中からで20数話辺りだったろうか、とにかく影絵少女やらの個性的な演出、一癖も二癖もある派手なキャラクター、ミステリアスなエロティック、中毒性のある合唱曲など「なんじゃこら!?」と衝撃を受けながらも惹かれていって未見の話はレンタルで随時消化していき、TV版より刺激的な劇場版は今は亡き大宮東映まで一人で観に行ったほどのめり込んでいたのさ! 

もちろんコミックスは全巻あるし、エヴァグッズも同時収集する傍ら&学生の限られた資金力の中でサントラCDはスタまにとコンプリート以外は揃えたしビデオは資金力の限界で3巻までと劇場版しか持ってないけど、あとはトレカなんかも集めていたーーー。

そんな感じで当時は某アニメ雑誌を購入したりもしていたのでそこでは監督やスタッフさんが登場するわけで当時から中の人には興味無かったけど当時はほんとにオタクだったのでその時代のメンバーはウテナに限らず強烈に覚えているわけなんですわ。例えば相澤昌弘さんなんかは今でも魔術士オーフェンのイメージが強い。

だから、サイン会のメンツは激熱過ぎるわけよ!! あの幾原監督だけでも豪華なのにあの美しいジャケ絵も印象的な長谷川眞也さんにあの原案・漫画を担当なされたさいとうちほ先生だぜ!!??!?? 私の思春期に彩りを与えてくれた方たちと年月を超え対面出来るかもしれないなんて!!!! こんなの絶対行くっきゃねえ!!!!!!!!

と、テンションは最高潮だったのだけど、


サイン会開催日も整理券配布も多くの人が休日という名の土曜日である絶望。


こんなのいくら都会と人口が劣る関西でもわんさか集まるに決まってる…
おまけに定員100名という驚異的少なさ…これは本気出すしかない。徹夜は禁止されてないとはいえルール違反な気がしてやりたくないし体力的にも厳しい。ならば、始発で向かうしかない。

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とりあえず入場をスムーズにするためにアニメイト天王寺店・三宮店・京都店・大阪日本橋店・梅田店のみの販売である絵柄入り特製缶バッジ2個引換え付き前売り券を購入。

あっという間に前日になって、どうせ無理だよ&いやもしかしたらの相反する気持ちがせめぎあう中アラームを3:30にセットして0時過ぎに就寝。ところが、緊張と寝付きの悪さが絶好調で睡眠をあきらめた私はアラームを切り、録画の消化で時間を潰してそのまま朝を迎えることに。栄養ドリンク買っていこう…

ハリキリ過ぎて始発15分前に着いちゃったけど、こんな時間でも乗客は居るんだな。
手の甲にスタンプがあることからクラブ帰りであろうカップル、大声で「暑い~暑いぃ~♪」とオリジナルソングを熱唱する酔っ払いのおっちゃん、やだ、朝からカオス…

始発が到着して途中の駅にて本日共に戦う友達とも合流したら実感がわいてきた。
寝れたかどうか訊いてみたら22時から頑張ったけどダメだったって! 上には上がいるもんだなあと爆笑。因みに友達は漫画やアニメを嗜む程度の一般人でウテナよりはピンドラ派でありサイン会に賭ける情熱も私ほどは無い。だから、無理しなくていいと伝えたんだけどサイン欲しくなるぐらいには監督のこと好き&夏の思い出にということで参戦してくれたよ。

さあ、色々話をしている内に終点・梅田へ到着したので栄養ドリンクを飲んで身を引き締める。時刻は6時過ぎ。いつもの特急なら45分なのに始発だから各駅停車のため1時間もかかったよ!

ここからの問題は2人とも阪神梅田1F西側入口までの行き方を知らないこと。
もちろん場所はネットで下見済みなんだけど梅田駅周辺はごちゃごちゃしててよくわからんし普段行かないし。

ググるマップと私より方向感覚優れている友達を頼りにいざ向かう。
さっきから看板に阪神梅田の文字が全然現れないんだけど本当にこの世に存在しているのでしょうか? よくよく考えたら阪急は京都にもあるから馴染みあるけど阪神って何? どういうポジション? 阪急が大丸で阪神が高島屋みたいな??

マズイこのままでは乗り遅れてしまう。
すでに100人超えの行列が出来ていたらどうしよう徹夜組が居ないとは限らないのだ…いや、絶対に奴らは居る。何故なら一世一代のサイン会だからーーー。

雨も降りだしてきた頃、それっぽい建物とそれっぽい人たちが見えてきた!! 木とかに隠れて確認しにくいけどなんか並んでるっ!! ここでついに阪神梅田の文字を目撃する!! やったー辿り着いたぞ!!

横断歩道を渡り近付いていく私たち。
果たしてどれだけの人がこの場に集っているのかいよいよ明らかになる…さらに近付いていくとぎゃー! 結構かなり並んでる!! 椅子まで持参してる人も居る!! 最後尾はどこだろうと下がっていくと普段大人しい友達が驚いた声を上げた。


「えっ!? 終了?!!」


そこにはすでに定員に達したお知らせをする看板が立てかけてあり、最後尾を締め切る紐の仕切りまであった。そうなのだ…まだ整理券配布まで3時間以上もあるというのにすでに争いは終わりを迎えていたのだ…


奇跡なんて…ないんだよおぉ!!!


???なんのために始発でやってきたんだろうか???
絶望しながらも最後尾よりさらに形成されていた列へと並んでおく。そこで状況を把握すると100名じゃなく150名、いや、120名なら余裕だった…しかし101人目にならないだけマシだったかもしれない。こうなったら入場者先着300名のポストカードを狙うしか…そうだ、ポストカードは貰える確率高いぞ! やったぁ!!

などと、きっと何者にもなれない私たちがヤケでテンションを上げていたら一人の女性が話し掛けてきてどうやら彼女によると前日の夜にはすでに何人か並んでいたのを目撃したらしい。やっぱり居たのか徹夜組!!! そんなんされたらこっちなんも太刀打ち出来ねーわ! というかやっぱり徹夜はルール違反で主催者側も禁止にすべきだわ!! だってもし徹夜中に事件や事故などのトラブルが起きたらどうすんの? 色んな方面に迷惑かかるがな!!!

大体100名って少な過ぎだわ!! 当時ウテナを観ていた子供は社会人になりピンドラから入った若者もやってくるんだからそりゃあ100名なんておちゃのこさいさいだわ!!! サイン会行けたら監督にこれこれこういうことを伝えようとシュミレーションしてた自分がおめでたいなあ!!!!!!


待機している間は警備員さんが定員に達した旨をお知らせする声を何回も聞くことになり絶望を上塗りされつつもおそらくウテナのことなんて何も知らない警備員さんの口から発せられる「少女革命ウテナのサイン会整理券は~」という言葉がなんだかシュールで笑けてくる楽しさもあったのだった…お仕事お疲れ様です。

それにしても3時間待ちっぱなしになるなんて1人じゃなくてよかったー!
別に1人でもゲームさえ持ってけば時間を潰すことはそんなに苦じゃないけども絶望に打ちひしがれることなく穏やかな気持ちでいられるのは間違いなく誰かがそばにいるからだろう……ズッ友だょ!!

しかし、いっそ早めに配布してもいいと思うんだけどダメなんだなあ。だって警備員さんによると5:45には埋まっていたらしいし(別の警備員さんによると5:30だったりで何が正しいのかよくわからんけど)そんなに早く確定されていたのなら早めにした方がお互いのためにもいいじゃない。さすがにこれに関しての文句は誰からも出ないと思う。それより9:30に配布宣言しておきながら徹夜禁止にせず配布3時間前にはとっくに締め切られてた方がおかしいょ…

そろそろ栄養ドリンクの気休めも切れてきた頃、ついに配布時間となった!
それはもうスピーディーに事は済まされていって栄光をつかんだ皆さんは手に配布券をなびかせながら嬉しそうにどんどん私たちの目の前を通り過ぎていく。なんという勝ち組と負け組の縮図…うらやまおめでとうございます!

こっから今度は開店時間までの30分間を待たなければならないとかそりゃお腹も減ってくるわ。
OPENしたらどのルートで行けばエスカレーターまで辿り着くのだろう。前の人についていくしかないか。そもそも待つ位置はここで正しいのだろうか…

募る不安を抱きながらいよいよ開店時間となった!
走らないで下さいのアナウンスが響く中、皆早歩きで向かう! 店員さんが並んでお辞儀をしていらっしゃるけどこちとらただのポスカ狙いなのでなんだか申し訳ない気持ちになる! エスカレーターまでの距離はそんなに遠くはなかった! ここでも早歩きは続く! ってちょっと待って、

ウテナ展の場所8階なんだけど…


寝ていないのにこれはキツイ。
当時ウテナを観ていた子供は立派なババァになり…「ちょっと…ババアもう限界だわ…」と、弱音を吐きながら8階まで安全に気を付けながら駆け上がった。

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苦難を乗り越えてついについについに少女革命ウテナ展~輪るピングドラムと幾原邦彦の世界~Finalの会場へと辿り着く!!!!!
もうトータル何時間待ったのか、起き続けて何時間たったのか振り返りたくもないほどに時間との戦いだった苦行に我々は勝利したのだ!!!!! バンザーーーーイッ!!!

果たしてポスカは間に合うのか!? 後編へつづく!
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by cyawasawa | 2013-10-24 23:57 | 何かしら語ってる(54)

百合と舞-HiMEとけいおん!!とアイマスと艦これと制服女子高生と一緒に歩んで生きたいブログ。コス写専用アカ→@cyawa_cossya


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